症状
人差し指から小指の第一関節が、赤く腫れたり、曲がったり、骨が出っ張り変形したり、痛みが出た
り、水ぶくれのような水疱のようなものができることもあります。
原因
関節の動きを良くする軟骨(クッションの役割)が減り、骨と骨がぶつかって痛みが起こり、その関節のぶつかりが骨を変形させていきます。
40代以降の女性に発生することが多く、閉経と同時期に症状が出る傾向があります。
一般的には手を良く使う方がなりやすいと言われています。
症状が出やすい指
人差し指(65〜70%)、中指、小指、薬指、親指の順に多いとされています。
40代以上の女性で、手指を良く使う方でも、へバーデン結節にならない方もたくさんいます。
なぜ、あなただけに痛みが起きているのでしょうか? へバーデン結節の施術をして、ほとんどの方に同じ共通点があることが分かりました。大きく分けて2
つの共通点があります。
- 驚くほどに体が硬い
首から肩、腕(手、指)にかけて、異常なほどに硬くなっています。
手の酷使(間違った使い方、生活習慣)により、腕が内側に捻れ、柔らかさを失い、硬結状態に。その影響が筋肉や筋膜に及び、手指の関節を変位させ、痛みや変形が発生します。
- カフェインの取りすぎ、水分不足
カフェインは「利尿作用」があり、からだの水分とカルシウムを一緒に体外に排出してしまいます。指の関節は他の関節と違い、四六時中動かしているので、どうしても水分不足とカルシウム不足になりがちです。この二つが減少することにより、関節の動きが悪くなって軟骨(クッションの役割)が減り、骨と骨がぶつかって、痛みや変形が起きてしまいます。
他にも様々な原因がありますが、一つ一つクリアしていくことにより、殆どの方が痛みから解放されま
す。但し、変形した関節は時間が経てば経つほど改善しにくくなりますので、お悩みの方は早い手当が必要です。
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