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経絡や経穴(ツボ)の東洋医学論(臓腑経絡論・陰陽論・五行論)とリンパ系(管・節)などの西洋医学それに整体的要素(骨盤矯正・肋骨矯正)を取り入れた新しい施術法が「経絡リンパセラピー」です。

体のゆがみ・経絡・リンパ・静脈を意識し、体の不調の改善、そしてスリムとキレイをも与えられる施術法です。

冷え体質改善、コリ体質改善、むくみ体質改善、疲労回復、スリムとキレイの体質改善などさまざまな効果があります。
しっかりとした理論と技術を身につけて、多くの方に喜ばれる仕事をしよう!



経絡リンパセラピー「理論編」
   東洋医学について



1.東洋医学と西洋医学(現代医学)の違い


2.経絡と経穴(ツボ)について
  • 経絡は、エネルギー(気血)の通り道。全身にくまなくはりめぐらされて臓腑と体の表面をつないでいます。
  • 経絡上には気や血の流れが滞りと反応のでるポイントが経穴(ツボ)です。
    経   絡…12正経、絡脈、任脈 、奇脈
    経穴(ツボ)…経絡上に361あるとされています。

 

3.臓腑経絡論について

経絡には「正経12脈」があります。 それぞれ五臓六腑に関する名称がついています。
西洋医学の臓器の名称に似ていますが、単なる名詞ではなく、各臓腑の性質や機能を表しています。

五  臓
六  腑

(かん)
判断力や計画性などの精神活動を支配し、代謝・排泄などの体内の流れをつかさどる。血を貯蔵し、血量を調整する役割ももつ。

(たん)
肝と表裏の関係にある。肝のコントロールにより、胆汁の貯蔵と排泄をする。決断力の源。

(しん)
五臓六腑を統率し、血の循環や精神活動をつかさどる。

小腸
(しょうちょう)

心と表裏の関係。消化・吸収をつかさどる。
心包
(しんぽう)
心を守る外衛の役割をもつ。

三蕉
(さんしょう)

心包と表裏の関係にある。水分代謝全般をつかさどり、内臓機能を調整する。

(ひ)
食物の消化・吸収を促進し、エネルギーを全身に運ぶ。

胃(い)

脾と表裏の関係にある。消化活動を行い、気、血を作る。


(はい)
呼吸を全身・五臓の気をつかさどり、水分代謝にも関係する。

大腸
(だいちょう)

肺と表裏の関係。小腸から送られた不要物を便として排泄する。

(じん)
生殖と成長に必要な水分エネルギーを蓄える役割をもつ。水分代謝や呼吸運動とも関係している。

膀胱
(ぼうこう)

腎と表裏の関係。尿の蓄積と排泄を行う。

 

4.陰陽論について

このようなマークをご覧になられたことがありますか?
これは陰陽を表したマークです。万物全ての物は、陰と陽に分けられます。この陰と陽のバランスが整っているときこそ、すべてサークル「丸」になるということです。
この図は、陰と陽が認め合い、それぞれを共有しあっていることを表しています。
経絡にも陰と陽があって、方向性がありますので。これらをしっかり意識して、経絡リンパセラピーをすることで、相当の効果をあげられます。

 

5.五行論について

万物を「木・火・土・金・水」の五つの要素にはめている「五行論」は中国古代の理論で、人の体や生理や病理にも当てはまるすごく大事なものです。

【五行とは…】
草木が芽を出し、万物が生じる春を象徴しています。
火が燃えている様子で、万物が長じる夏を象徴しています。
万物を育てる大地を意味し、四季の全てに関わりを持っています。
堅く鋭い金属を意味するとともに、四季では秋で収穫を表します。
流れる水を表し、地の中で万物を生み出す源となります。冬を象徴しています。

「五行説」は中国古代の理論で、人体の生理や病理によく当てはまります。
気の施術家はクライアントの表情を見てこの方の不調の原因がどこにあるか、不調の原因を取り除くにはどこから気の手当てをしてあげるとよいかを見極める大切なものです。

 
五 臓
五 腑
小腸
大腸
膀胱
五 色
五 竅
五 主
筋肉
血脈
皮肉
五 味
五 季
土用
五 志
一番下に『五志』というのがあります。
これがまさしく「心の病」の原因。肝は怒、脾は思、肺は悲、胃は恐、このような心の動きによって各臓腑は傷つきます。

五竅』を見てください。
肝が悪ければ目に、心は舌に、脾は口、肺は鼻、腎は耳に症状があらわれます。

このようなことがわかっていれば、気の手当てをどのようにしてあげたらよいかわかるのです。




6.病気がおこる原因
  • 内因・外因・内外因について
  • お腹にでる内因・六腑ゾーンについて



7.病気でなく「証」の診断法
  • 気・血・水の証について
  • 陰陽の証について
  • 寒熱の証について
  • 表裏の証について
  • 五臓六腑の証について
  • 切診について

 

8.肝実証の人に対してのアプローチ
  • 実証の人に対しての基本的アプローチ
  • 瀉法(しゃほう)・輔法(ほほう)呼吸の使い

「実」とはすなわち気が充実している
気が強くなりすぎて体調が悪くなっている方の殆どは、肝実証で、頭皮がカチカチに硬く、首から肩にかけてパンパン、太ももの裏が硬くなっていたり、黒っぽくなっています。このような方に対処法を知って施術しますと、びっくりするほど改善していきます。

 

 


   リンパについて

体には「リンパ管」という管が網の目上に全身にめぐっています。
その中をリンパ液(リンパ)がながれています。このリンパ液は血管から濾しだされた体液で、細胞が出した老廃物などを回収して運搬します。リンパ管の中継点となる「リンパ節」で老廃物を濾過しながら最終的に静脈に戻っていきます。
このリンパ管と液、節などをまとめて「リンパ系」と言います。
体が不要としている物を浄化し、運び出す、排水施設のような働きをしています。このような重要な役割を担っているにも関わらず、流れは滞りやすいのです。血液は心臓がポンプの役目をして押し出されますが、実はリンパにはポンプ機能がないのです。その為、筋肉が動くときや、近くの血液が押し出される圧力に頼りながら、流れていくのです。
そんな他力本願なのに、現代人は、運動不足、冷え、ストレスによる血行不良など、リンパの流れを弱める要因が沢山あります。リンパは体内の水。流れのない水は、沢山のものを抱え込み、大きな分子になってドロドロになっていきます。そうすると流れがますます悪くなり、体内に不要物が滞留、体にさまざまなトラブルが出てきます。

 
1.リンパ系
  • リンパの働きと役割【免疫力アップはなぜか…】
  • リンパと経絡【経絡とリンパは一緒にながせない】
  • リンパと静脈【血管年齢がなぜ若くなるのか】


2.リンパ節
  • リンパの働きと役割
  • リンパと濾過【五大リンパ節の大切さ、気によってのリンパ濾過】
  • リンパ節とリンパ管の関係【浅リンパ管と深リンパ管とリンパ節】


3.胸腺ネットワーク
  • 胸腺とリンパ
  • 胸腺と免疫


4.心を癒すリンパセラピー
  • ドロドロリンパとは
  • 不快症状の解消について
  • スリム&ビューティーになるには
  • 経絡リンパセラピーとリンパマッサージの違い 
  • カウンセリングによる「からだの声」の聞き方

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